チェポがメキシコ代表監督に決定

 チェポがメキシコ代表監督に決定、と発表があったようです。10:14:38


 もうわかりきっていたことなので、あーそう、くらいの感慨しかないんですが、一応あれこれニュースが出ているので書いておきます。

「プロジェクト・オリンピック」はチェポのアシスタントが

 ホセ・マヌエル・"チェポ"・デ・ラ・トレ、現トルーカ監督ですが、代表監督としての目標はただ一つ、2014年ブラジルワールドカップの予選突破、だそうです。ウーゴのアブハチ取らずから学習したな〜、サッカー協会。よって、オリンピック代表はノータッチ、かと思ったら、チェポのアシスタント(誰になるかは未定)が指導するそうです。
 このアシスタントはコパ・アメリカの他に同じく来年グアダラハラ開催のパンアメリカ大会のサッカーと、オリンピック予選、2012年ロンドンオリンピックを引き受けるとか。
 コパ・アメリカは代表チームのいい実践の場なのになぜ? と思ったら、コンカカフの横槍、もとい指導により、メキシコの参加はU-23チームのみにて、とのことらしいです。そう言えば前にもそんな話をチラッと見て、なんでユース代表で?と思ってたんですが、こ、コンカカフめぇ〜〜〜(`ε´) そこまでメキシコのコンメボル関連大会参加を邪魔するか……。

ネストル辞任騒ぎの選手たちと

 モンテレイでのパーティ騒ぎから、チェポの兄で代表チーム委員会会長だったネストル・デ・ラ・トレの辞任につながった13人の選手たちについてですが、チェポは、彼らともコンタクトを取って今後につなげていくと発言したようです。
 まあ表向きはそう言うしかないかな。実際にはどうなるかわかりませんが、そこはプロとして私情を交えず、チームに最善の選択をしていってほしいものです。

トルーカは12月5日(リギージャ決勝)以降に辞任

 現在チェポが監督をしているトルーカですが、今シーズンは最後まで務めるという最初の話どおり、チェポはとりあえず残留です。トルーカ、コンカカフCLもありますしね。しかしもしトルーカがこのあとグダグダになって、国内リーグもコンカカフもひどい成績だったりしたらどーすんでしょうね???
 まあそういう心配は置いておくとして、リギージャ決勝が12月5日になるようで、トルーカがそこまで行けばその次の週から、それ以前に敗退すればそれなりの日から、チェポはトルーカを離れて代表監督ということになるそうです。

来年以降の代表チームの予定

 メキシコ代表チーム、W杯予選の18試合以外に、W杯までの23か24試合の親善を組む予定だそうです。
 来年2011年のあいだに予定されている試合は、米国での5試合、国内での2試合、欧州での2試合の合計9試合。最初の試合は2月9日、米国開催だそうです。
 しかし日韓W杯のために行った親善試合は1998年から2002年のあいだに31試合、ドイツW杯のための親善試合は2003年から2006年にかけて同じく31試合。南アW杯のためには35試合。他にコパ・アメリカや黄金杯もありましたし、今度の代表チームは(黄金杯はやるとしても)試合数がかなり少なくなるようです。

代表チーム委員会の会長について

 ネストル・デ・ラ・トレが辞任して、現在空席の代表チーム委員会会長ですが、2,3週間内には後任を決めるとのこと。
 しかしその一方で、パチューカ会長のヘスス・マルティネスが漏らしたところによると、委員会そのものを廃止し、代表チームに関する決定事項はサッカー協会会長のコンペアンとジェネラルセクレタリーのデ・マリアが引き受ける、という話もあるようです。

ヴェルガラは昨日のオーナー会議を欠席

 ネストルの辞任に不賛成で、サッカー協会のオーナーたちが形成する委員会(?)からの離脱を表明していたチバス会長ヴェルガラですが、代表監督を決定する昨日のオーナー会議に欠席したそうです。
 18チームのうちチバス以外は全員が出席。会長かもしくは全権委任された代理人が来ていたとのことですが、ヴェルガラはこれまでも忙しくて駆けつけることができなかった場合にやっていたように、ビデオ会議にも顔を出さなかったとか。
 本当に辞めちゃう気かね。まあいいんですけどね。で、チバスの選手は代表には貸さない、とか言い出すんじゃないだろうな〜?