ヨナタンは再び招集拒否

 今回のリストにも入っていないヨナタンドス・サントスですが、招集されなかったのではなく、サッカー代表委員会の会長ネストール・デ・ラ・トレがコンタクトを取ったところ、本人とは話ができず、代理人が出てきて、今はバルセロナトップチームでポジション獲得に専念したいからという理由で代表招集を蹴ったらしいです。


 ネストールは、代表に来るかどうかは本人の決定だが、その決定は今後に影響する、と、暗にこれ以上の招集はない可能性も示唆しているようです。
 前回の招集については、決勝があったので、チバスも同様で、正当な理由として欠席を認められましたが、今回はそんな理由もないです。前回認められたので、今度も、と安易に考えたのでしょうか。クラブを優先したい気持ちもわかりますが、我がままとの線引きは難しく、ひとりがそういうことを言い出すと、代表全体に影響が出てきてしまうのが困りもの。


 ところで、私はよくわかってないんですが、フル代表で一度でもプレイしたら、二重国籍選手でもよその代表には入れない、という規定、これは非公式な親善試合にも適用されるのでしょうか?
 ヨナタンはこれまで5試合ほどにメキシコ代表として出場していますが、すべてが親善試合、1試合(今年3月3日)だけはFIFAマッチデーの親善ですが、FIFAマッチデーにも、オフィシャルマッチデーとフレンドリーマッチデーの二種類があり、ヨナタンが出たのはオフィシャルではない、フレンドリーのほうです。2009年9月30日だけ、どういう位置づけの親善か、裏づけが取れませんでしたが。
 もし、フル代表でも非公式な親善は数に入れないというのであれば、ヨナタンはまだよその代表でもプレイできる? W杯前に外されたときのオヤジの口ぶりでもそんな感じだったしな〜。
 何にしても、こういう駆け引きはめんどくさいですな。