代表暫定監督、メサとフローレスに決定
なるほど、まずは監督をテストするわけですか。
今日はメキシコ一部リーグクラブのオーナーたちが集まる会合があって、まあメキシコサッカーに関するあれこれを議論して決めるわけですが、代表監督も決まるかも〜、という噂が朝から流れておりました。
んで、結論として。
- 8月11日、アステカスタジアムで行われる対スペイン戦の監督は暫定的に、エンリケ・メサ。
- 9月のFIFAマッチデー、4日のチリ戦(グアダラハラ、チバスの新スタジアムにて)、7日のコロンビア戦(モンテレイにて)とウルグアイ戦(対戦相手未確定、たぶんシウダード・フアレスにて)の3試合の監督は暫定的に、エフライン・フローレス。
ということらしいです。うわーーーー。
エンリケ・メサについて
エンリケ・メサは2002年W杯の予選でメキシコ代表を率いてエリクソンと張り合える?くらいの成績だった人ですが(その後をアギーレが受け継いで第一回救世主だったわけで)、まあその後、パチューカで次々と輝かしい成績を出してはいますけどね。そして、今はクルスアスルの監督として……うーん、どうなんだろ。まあ悪くはない、という感じか。でも正直(前も書いたけど)パチューカはもともと選手たちがそろっていたってのもあるから、監督が特にすばらしかったのかどうかは不明。そして、クラブと代表はやっぱり違いますよね。
エフライン・フローレスについて
もうひとりのエフライン・フローレスもちょっとびっくりの人選で、まあこの人はチバスで実績を上げたんですが。
まずは現トルーカ監督のチェポ・デ・ラ・トレがチバスを率いて2006年開幕シーズンに11回目の優勝を果たしました。しかしその後、更なる優勝を目指してもなかなかうまく行かず、2007年開幕シーズン途中でチェポは解任。そのあとを継いだのがフローレスです。
しかしチバスはその後、成績が落ちる一方で、結局2009年閉幕シーズン途中でフローレスはパコ・ラミレスにその座を譲りました。まあパコはもっと寿命短かったですけどね。
でもフローレスは、どういう縁故があるのか知りませんが、チバス監督を退いたあとチバスのユースチームとか指導していたみたいですが、それから割りとすぐに、チバスの Vicepresidente Deportivo (スポーツ副会長?)とやらに収まったんだっけな。それからは、フローレスはサッカーの政治的というか行政的な話のときにチラチラと名前を見かけてはいましたけどね。
メキシコ代表監督、てーーーー! まあ、暫定ですけど。
カリーヨは?
ところで、今年12月までは代表の暫定監督にすると言われていたマリオ・カリーヨはどうなるんでしょうか。メサやフローレスのアシスタントするのか? ……うううう〜む、なんか、想像できないですが。わかりませんが。