サルシードはやっぱり代表引退

この大会の前からサルシードは若手に場所を譲る意味で引退を考えていると言ってましたが、メキシコへ帰ってきて最初のインタビューで、はっきりと引退の決意を表明したようです
今回のこの結果を「失敗」だとは思わないと言っていたおサルですが
しかし4年前とまったく同じ結果(1勝1分け1敗の二位通過でアルゼンチンと当たって負けておしまい)で帰ってこなければならなかったことはとても辛いと言っています。
今回は特に、練習試合ですら起こらないようなミスに当たってしまってとっても不運だった、それが現実で、そのことを考えるといっそう萎える、とも。
アギーレがその責任を問われていることについては、トップなのだからそうなるのは当然のことだが、責任は全員にあると答えています。
そして今回のW杯参加が失敗だったか、と言われると、失敗とは思わない、大勢の若手選手の活躍という収穫があり、いいこともあれば悪いこともあった、いつものように、と。


記事では、サルシードはフアレスのように20時間のフライトで疲れていると泣き言も言わず、クアウテモックのように無言でジャーナリストを避けて立ち去りもせず、チチャロのようにこっそり別の出口から帰ることもせずに、ジャーナリストたちを正面から迎え、待っていたファンに笑顔の写真とサインも与えた、と書かれています。
そういうとこ、オランダに行って副キャプテンとかするようになったからか、すごく成長したよなあ。前はマスコミなんてできるだけ避けたい、ってのありありだったのにね。


で、帰国したときは自分の引退についてはまだはっきりと発言しなかったようですが、今回の記事では、もう決心を翻すことはない、と言ってるみたいです。
おサルのことだから、クアウみたいなことにはならないだろうな(笑。
もちろん、どうしてもおサルのポジションに人手がなくて困ってて、監督(誰になるのか知らないけど)がぜひともと頼み込めばイヤとは言わないでしょうが。
でもメキシコはDFは若手にもいいのがたくさんいるしね。

インテルへ移籍の噂

いずれにしても、今回のW杯でサルシードは抜きん出てというわけではないとしても、コンスタントに堅実なプレイを見せたと思います。
PSVとの契約は2012年までで、PSVにも重宝されているとはいえ、すでに噂ではありますが、イタリアのインテルが興味を示しているという話も出ています。
4年間いて2回優勝したPSVから、そろそろ次の段階へステップアップする時期でしょう。
おサルのスタイルに合った使い方をしてくれるところへ、移籍が決まるよう祈ってます。