アギーレ、代表監督を辞任
まあそうだろうなと思っていましたが。
メキシコへ帰国し、今日のお昼の記者会見で、アギーレは正式にこれで代表監督を辞めると発表しました
やる気がもうない、とは言わないで、約束した目標(万年ベスト16突破)を果たせなかったので、潔く辞めるのが一番よいだろう、という言い方。
medioさん記事はこれからまた書き足すと出ていますが、ツイッターではその発言がすでにそのたびに流れているようです。
その中で、チェポの名前もアギーレは挙げて、代表監督になるに充分な器を備えていると言っています。
一方で、トルーカは昨日、チェポが辞める予定はない、と言ってましたが、今日のトレーニングにチェポの姿はなかったそうです
ま、風邪引いて休んでました、なんてオチを期待する人は誰もいなくて、当然のように後任の打診中だろうと思われているようです。
昨日のRecordでのアンケートですが、アギーレ続投を望む人は少なめですね。
そしてやはりチェポに期待が集まっている様子。
まだ、アギーレが辞めると言い出すより前の時点でのアンケート結果です。
そして、今日のアンケートでは。
- アギーレ、チームを指揮することも試合を動かすこともできなかった
- サッカー協会幹部たち、協会としての仕事がまったくできていない
- 選手たち、いい世代がそろっているのに大会では力を発揮できなかった
- 責任は誰にもない、いい大会だったと思う
今日のアンケートなのでまだ投票数は少ないですが、全体の割り合いはそんなに変わらないと思います。
やはりアギーレの采配に疑問を抱く人が圧倒的。
ウーゴやエリクソンよりはずっとずっとマシだったとはいえ、これまで以上にはなれなかった、という点に失望があるのでしょう。
特に、ボフォやギジェの起用に対する疑念が大きいのでしょうね。
しかしアギーレは辞任の記者会見で、「敵は外にいるものであって、内側にいるのではない」と発言しています。
たぶんやんわりと、内輪揉めしている場合ではないということを言いたいのではないかと思います。
クラブやスポンサーが何かと口出ししてくる状況も、難しいのでしょう(ボフォについてヴェルガラ会長が発言していて、アルゼンチン戦先発が発表されたとき、ダンナはヴェルガラの圧力がかかったんだと言ってました。アギーレがそれに屈するとはあまり思えないんですが)。
ウーゴの「裏切られた」発言、エリクソンの数々の発言も、そういった難しさを示唆していると思います。
アギーレはそのあたりをよくわかっているメキシコ人だから、比較的うまく切り抜けたほうなのでしょうが、それでもこれが限界。
この構造を切り崩すことができれば、メキシコでの仕事(サッカーに限らず、ですね)はもっとやりやすく、発展できるのでしょうけど。
今年も革命が起きる気配はないですが、革命(1910年)も独立戦争(1810年)も、起こったのは9月とか11月ですからね。
100年の節目として、サッカー革命がまだ今年中に起きるかもしれない、と期待しておきます!?