カバーニャス事件の共犯者逮捕

カバーニャスが撃たれたのは今年の1月25日でしたか
今はアスンシオンパラグアイ)でリハビリ中のようです。
W杯にも応援と観戦に行きたいと言っていたようですが、現地の状況と、何かあったときの対応に不安があるということで、それはやめておいたほうがいいと医者に言われて思いとどまった様子。


カバーニャスを撃ったと見られるのはホセ・ホルヘ・バルデラス・ガルサ、通称JJ。
その場に一緒にいて一緒に逃亡したのはホセ・フランシスコ・バレット・ガルシア、通称コンタドール
詳しくは前のブログに書いています
で、このコンタドールがついに逮捕されたとのことです
火曜日、メキシコシティ北部のトラルネパントラで男性と女性と三人でいるところを逮捕されたとか。
髪の毛を金髪に染めていたそうです。
これまで、逮捕されたというガセニュースが何度も流れましたが、今度は本当なのかな。



さて、当のカバーニャスが頭を撃たれちゃって当時の記憶が吹っ飛んでいるそうですが。
となると、たとえ捕まったって犯人たちは好きなこと言えるよなあ?
というわけでコンタドールの言い分は……。


JJとカバーニャスは以前からの知り合いだった、というもの。
カバーニャスはJJを「エル・パピィ」と呼んでいたとか。
しかしカバーニャスの家族は、JJと知り合いであったということは以前からずっと否定し続けています。


が、とにかく、コンタドールの話によれば、
あの晩JJとカバーニャスはバーの席で何度かゴールのことで言い争いになったらしい。
その後、カバーニャスがトイレに立ったのをJJが追いかけ、牽制して首に腕を回し、ピストルを突きつけて撃った、とのこと。
そのときJJはかなり酔っ払ってもいたし、麻薬をやってもいて、自分のしていることに意識がなかった、と逮捕されたコンタドールは言っているそうです。


で、このJJですが、メキシコシティの麻薬カルテル「ラ・バービー」のボスヘラルド・アルヴァレス・ヴァスケス、通称「エル・インディオ」が4月21日に逮捕されて以来、このカルテルのボスをやってるんだとか。
そんなことまでわかってて、まだ捕まらないんだねえ。
(記事をアップしてからmedioさん記事を発見しました
 それによると、JJがカルテルのボスをやっているという情報はコンタドールがもたらしたものとのことです)
でもシティ内にいることは間違いないとかで、それでも捕まらないのは、「どこかの偉いさん」が匿っているからだそうです(警察の言い分)。


あと、かなり信憑性は薄いネット上の噂レベルの情報ですが、カバーニャスがJJに20万ドルの借金をしていたとも、コンタドールは主張しているという話もあります。
何だかいろいろきな臭くなってくるなあ。


カバーニャスの代理人は、今のところ共犯者コンタドール逮捕のニュースはカバーニャスには伝えないと言っているようです。
何だろ、興奮したりして容態に関わったらいかんから?
まあいずれにしても主犯はまだ捕まらないんだから、事件解決には程遠いですね。