ウルグアイ戦後のあれこれ

グアルダードは傷ついてるようです

これまでの南ア戦は後発、フランス戦はまったく出してもらえなかったグアルダード
ポジションの問題もあるのかもだけど、動きがいまいちだなあと思っていたんですが、今日のウルグアイ戦では先発で、前半すばらしいプレイを見せてくれていました。
バーをぶっ叩いたシュートもですが、それ以外にも左サイドをサルシードと一緒になってかき回し、どんどん攻め、しっかり守り。
怪我が治りきってなくて不調なのかと思っていたんですが、そんな不安も吹き飛ばすような活躍。
ところが、これなら後半まだまだ追いつける、と思っていたのに、なぜかグアルダード、下げられちゃった。
まあ代わりに入ったバレラも、最初は左でおたおたしてましたが、すぐに本来の右サイドに移ってがんばってましたけどね。


グアルダード、前半で張り切りすぎて負担がかかって、それで交代したのかとも思ったんですが、試合後の記事を読むと、そうではないらしい。
マスコミの標的になることを予測して、ガードマンに守られてさっさとバスに乗り込み、マスコミにはいっさい答えなかったそうです。
かなりムカついている様子、とのこと。
だよねえ、あれだけプレイしてるのに、下げられたら。


カストロの扱いといい、アギーレの采配にはピッチで見るだけではわからない、隠された理由がありそうです。

ギジェへの風当たりは現在最大風速

うちのダンナももちろんですが、まったくゴール決められないFW、ギジェに対して非難が高まっているようです。
いくらメキシコではFWがゴール決めなくてもいいとはいえ、それは連係がうまく行って誰かがゴールを決めてくれればの話。
決めなきゃいけないところで外してばかりでは、FWにも風当たりが強くなるのは当然です。


実は今日の試合で、マサが頭から飛び込んで外したところ、最初私はギジェだと思いましたよ。
そのくらい典型的なミスだった。が、カメラがアップしてみたら、あら、マサだった。
そんなとこ、まねしなくていいのに〜!


さすがの(?)私もギジェを庇えなくなってきてるんですけど。
しかも、次はアルゼンチンとの対戦。
ここで、元アルゼンチン人のギジェを使ったら……という不安もメキシコ中でもくもくと湧きあがってる様子。
で、こんな記事が出てました
読んで、ガハガハ笑っちゃったので、紹介したくなりました。


いわく。
「ギジェ、お願いだから日曜(アルゼンチン戦)はプレイしないで!」
「一番危険なアルゼンチン人はメッシではない、ギジェ・フランコだ!」
「アルゼンチンが怖いんじゃないよ、ギジェがプレイし続けることが怖いんだ……。考えただけでパニックに陥る」
などなどと、ネットで酷評されているらしい。


さらにはもっとひどいことに、
「みんな1ペソずつ寄付をするんだ、そのお金でアフリカ人を雇ってギジェの足を折ってもらおう!」
「メキシコ大統領カルデロンはギジェに花束を贈った。もっとも憎まれる男の座を奪ってくれたからだ」
などという書き込みもあるそうです。


またウィキペディアのページもイヤミたっぷりの紹介文に書き換えられているとか。
「ギジェルモ・フランコ、「邪魔者」もしくは「余り者」としてより知られている選手で、ポジションは飾り、現在はアギーレの首筋を撫でることに専念している」
「明らかなゴールチャンスを外すマシンであり、相手ゴールを許すマシンでもある」
などなど……。
ひでぇ〜。


まあ実際まったくゴールできてないので、非難されても仕方ないんですが、でもそれを言うならチチャロも今日は決められなかったしねえ。
ヴェラも幸か不幸か知らないけど怪我しちゃって、うまく逃げたよな〜。
とにかく、ギジェ、アルゼンチン戦に出てゴール三本くらい決めたら知らないけど(いや、二本でも、一本でもいいよ、勝てれば)、そうでなければかなり厳しいことになりそうです。
(たって、負けて帰るだけで、実際何が起こるわけでもなかろうという意味では案外平気かも)