審判紹介:ドラキュラ・ロドリゲス

んも〜、ドラキュラさんのほうが圧倒的人気者なんだから〜!(笑
本当は先にドラキュラの記事を書こうと思ったんですよ。でもメキシコ的にはアルチュンディアさんナンバーワン、ドラキュラはナンバーツーって位置づけだから、と先にアルチュンディアさんの記事を……。
そしたらあっという間にコメントが、ドラキュラ一色になってしまうって、これ(笑。

まあ話題性は抜群ですもんね〜、私も前のブログですでに紹介しているので、写真も含めてそちらも見てください

フルネーム

マルコ・アントニオ・ロドリゲス・モレーノ(Marco Antonio Rodríguez Moreno)



あだ名

ラクラ(ドラキュラ)、チキドラクラ(小ドラキュラ)、チキマルコ(小マルコ)
あだ名の由来とかについては上記過去記事参照のこと
チキドラクラはメキシコのテレビでやっていたコメディらしいです。役者はカルロス・エスペヘル。


チキドラキュラ

生年月日・生誕地

1973年11月10日(36歳)
メキシコシティ

身長・体重

179cm
体重は不明

職業

体育教師という説もありますが、FIFAサイトでは物理教師になっています。
それからキリスト教神父でもあると、スペイン語ウィキペディアに。これは以前、のりさんがテレビで言ってるのを小耳に挟んで、本当かねえと笑っていたもの。でもFIFAサイトの趣味の欄にもいろいろに混じって「聖書を読むこと」ってのが入ってるから、牧師の資格も趣味が昂じて取っちゃったのかね。
ドラキュラのあだ名を持つ神父に洗礼とか結婚の秘蹟とか受けるの、けっこう楽しいかも。普通の人は嫌がるでしょうけど。

経歴

前の記事にもさんざん書いてますが、最近、この人の審判には「遊びの部分がない」のだなあと思いました。
判断は電光石火で、絶対の自信を持っているからというのはよくわかるんですが、カードを出すかどうか微妙なファウルのときに、こいつはすでに一枚イエローもらっているから、とか考えて控えたりしないわけです。
理屈ではもちろんそれがものすごく正しいことではあるんですが、判定が微妙なときというのは選手から見れば二枚目イエローが納得行かないこともあるわけで。
それで荒れやすくて、文句を言われると、今度はレッド乱発で押さえようとしちゃうのだなあ。
まあ最近はそういうことはさすがに(感情的なレッドは)なくなりました。


で、すでにコメント欄に出ている今大会のドイツ対オーストラリア戦について、書いておきます。
メキシコテレビでも、解説者は「これはレッドじゃないでしょう」と鼻息荒くしゃべっていましたが、そのあいだに出たリプレイを見ていて、私とダンナは納得しました。
ケーヒルでしたか、レッドもらった選手。足を絡めて倒れこむ一歩前に、相手選手のアキレス腱辺りを後ろから踏んでました。一瞬ですけどね。
ドラキュラはあれを見逃さなかったに違いない。そして、メキシコ基準では(というかドラキュラ基準では)あれは間違いなくレッドです。
でもそうか、踏まれた種場飲酒タイガー(すごい変換だからそのまま)もといシュバインシュタイガーが、ファウルじゃないと言っちゃってるのか……(笑。
やっちゃったかねえ……?
まあいいや、やっちまったもんは仕方がない、と自分に関係ないとこなので、寛大に(笑。


ドイツ対会に引き続き、今回も何試合か審判すると思いますが、まああんまりカードは出さないようにね……。


ちょっとカマルゴさん記事を書いていて、面白い動画を見つけてしまいました。
チキマルコのは、スペイン語がわかったほうが面白いかもしれませんが……一応。
台詞の振り付けとか、すごいです、めちゃ笑えます。
試合前のチェックもきっちり四角四面にやらないと気がすまないので、試合時間が……という点呼シーンとか。
第四審判するのが大好きで、アシスタントコーチを恫喝?しているところとか。
試合中に膝を掻き、鼻を掻き、目を掻き、額を掻き……。