選手紹介:ルイス・ミチェル

最後は管理人がこっそりトップキーパーになってほしかったなあ、と思っていたミチェル。

フルネーム

ルイス・エルネスト・ミチェル・ヴェルガラ(Luis Ernesto Michel Vergara)
ヴェルガラって悪名高いチバスのオーナーの名前だけど、お母さん、ヴェルガラと親戚ですか?


背番号

23番
チバスでは2007年から1番

あだ名

ミチェルという名字もかなり珍しいので、あだ名はなし

生年月日・生誕地

1979年7月21日(30歳)
ハリスコ州グアダラハラ

ポジション

GK

所属クラブ

ずっとチバス

身長・体重

183cm
75kg

経歴

オスワルド・サンチェスとタラヴェラが君臨する(?)チバスでずっとサードGKやってたらしいです。
オスワルドが代表に取られちゃって、セカンドのタラヴェラがチバスゴールを守るあいだもベンチを暖めていたんだが、2006年閉幕シーズン5月のリギージャで、タラヴェラがとんでもないミスをして、チバス危うく敗退するところだったらしい。その試合、私は出かけてて見なかったんですが。
それで代わりにミチェルが出てきたんですが、その最初の試合を見て、あら、いいGKじゃないか、と思いました。
当時すでに若くはなかったわけですが、童顔でぼけ〜っとしてるんですよね。で、ぼけ〜っとした顔のまま、危ういシュートが飛んできたらすごいスピードで反応してセーブ。
で、そのあと自分でも信じらんない〜、というように口を半分開けて、ぼうっと座り込む。
アメリカGKオチョアと正反対です。あんた、ちょっとは自分がカメラに映ってること意識したら?と言いたくなるくらい。


で、その後オスワルドがサントスへ移籍してくれたおかげで、すっかりチバスのトップGKに定着しました。
タラヴェラはいくつかのクラブを渡り歩いたあと、トルーカでクリスタンテが長期離脱したのにチャンスを得て、それなりにいいGKになっていますけど。
で、ミチェルはいいGKだよ〜、代表にも呼んで〜、と呪詛を もとい、念を送っていたら、アギーレがようやく気づいてくれました。
オチョアが大チョンボする北朝鮮との親善試合のひとつ前のニュージーランド戦で代表デビュー。
まあ控えGKとしてお試し程度かと思っていたら、オチョアがあんなことになって、ローテーションで何度かプレイすることに。
とはいえ、わりと手ぬるい相手のときばかりに起用されていたので、トップGKには無理かなあとは思っていました。
まあオチョアと比べても国際経験とかまだ少ないし、仕方ないかなあ、でもオチョアより歳食ってるんだけどなあ。
と思っていたらまさかのコネホがトップキーパーとか?


そう言えば2008年ごろミチェルが今よりもっとすごいプレイの数々を披露していた時期があったんですが。
7月のスーペルリーガというあんまり特典のない大会に参加中、アトランテとの対戦で、相手選手に左肘のすぐ下を蹴られて骨折しました。
GKがボールを処理しないでピッチを離れたのを見たのは、私にはあれが今のところ最初で最後です。
ミチェルは全治三ヶ月。せっかく脂が乗り切っていた時期だっただけに、残念な事故でした。
そこから復帰してから、以前ほどのキレが見られなくなったような気もします。それでもまだ充分いいGKだとは思いますが。
まああのアホ面をさらすミチェルなら、代表GKになれてもなれなくても、ぼけ〜っとひたすら自分が置かれるゴールを守り続けるようにも思いますが(笑。