選手紹介:ホルヘ・トレス

本来DFだったのに、アギラールが左ラテラルとして使ったら意外な才能。

フルネーム

ホルヘ・エマヌエル・トレス・ニーロ(Jorge Emmanuel Torres Nilo)



いつからこんな僧侶スタイルになっちゃったかねえ? 
もともと刈り上げてたけど(写真右程度には)、こんなつるつるになったのは代表が欧州に入ってからかな?
コネホとサルシードとボフォは同じ丸坊主でもマフィアみたいだけど、トレスは若いからか、どう見てもビルマのお坊さん。

背番号

20番
これまでの所属クラブ、アトラスでは30番とか8番とか6番

あだ名

特にないと思う……。ウィキには「ペチュ(Pechu)」というのが載ってますが。
ただ、トレスという名字はとても多く、ホルヘも多いので、ちょっと珍しい母方姓ニーロをくっつけて、もしくはそれ単独で呼ばれることもあります。

生年月日・生誕地

1988年1月16日(22歳)
グアナフアト州レオン

ポジション

本来左サイドバック、でもアギーレは左カリレロとして使ったりする

所属クラブ

今までずっとアトラスだったけど、代表合宿中のドラフトでティグレスに売られちゃった〜。

身長・体重

176cm、180cm説もあり
69kg、75kg説もあり

経歴

経歴というほどのものもないんですが……。
ジョバンニ、ヴェラの世代なのに、2005年U−17W杯予選には呼ばれているのに、本大会は外れた様子。
また、ユース大会が重なった2007年にはU−23としてパンアメリカンのほうに参加しています。
フル代表にトレスを呼んだのは、意外なことにエリクソン。2008年9月の対チリ親善試合でした。もっともトレスはこのとき3分しかプレイしてませんが。
そしてずっと呼ばれなかったトレスを、今年に入ってアギーレが招集。どの試合だったかで、サイドバックというよりラテラル、カリレロ的なポジションにトレスを置いたら、驚くような働きを見せました。
トレス、もしかしてセンターバックよりこっちのポジションのほうが断然合ってる?
ちょうどアトラスからティグレスに移籍させられたことでもあるし、ティグレスはフェレッティが新監督に就任してチームを立て直してくれる予定なんだけど、できればトレス、ティグレスでもカリレロとしてせっせと走ってクロスをあげてほしいですね。
もちろん、その前にW杯で活躍を。


ただし、メキシコ代表は左サイドの人材はもともと豊富で、特にグアルダードが出場する場合はトレスとポジションがかなり被ってくるので、かえってふたりともやりにくそうではありました。
トレスの下につくサルシードもけっこう自分で上がっていくタイプなので、そうなると(相手にもよりけりですが)左サイドの上のほうが人口過密に。
その辺も考えて使いどころを見極めてほしいと思ってますが……。