選手紹介:ジョバンニ・ドス・サントス
2005年U−17ペルー大会で優勝したときのメンバーその2.
フルネーム
ジョバンニ・ドス・サントス・ラミレス(Giovani dos Santos Ramírez)
日本ではジオバニ、ジョバニなどの表記も多いです。
今回最後の最後で代表から外されて議論を巻き起こしたヨナタン・ドス・サントスは弟。
メキシコ二部でプレイしているエーデル・ドス・サントスはお兄さんで、ジョバンニは三人兄弟の真ん中。
お父さんはブラジル人で帰化メキシコ人サッカー選手のジジーニョ。
背番号
17番
トルコのガラタサライでは30番
あだ名
ジオ(名前のジョバンニの略称)
ポジション
MF/FW
右サイドが得意だけど、かなり自在に走り回ってどこにでも出没
身長・体重
174cm、179cm説もあり
77kg、65kg、70kg説もあり
経歴
カルロス・ヴェラと並んで2005年U−17ペルー大会で注目された。
MFだったのでゴールこそ少なかったものの、生き生きと走り回る姿はメキシコにはやや少ない(ブラジルの血を引く)黒人系の容姿とあいまって実に魅力的でした。
当時はメキシコのモンテレイに所属していたけど、優勝したあとすぐにスペインのバルセロナに引き抜かれ一家で移住(兄貴のエーデルだけメキシコに残ったのかも)。
しかしまだ若いのに注目を浴びて舞い上がったか、しばらくすると不摂生や不品行が目立つようになり、当然ながらパフォーマンスも落ちたようです。
2008年にはイングランドのトッテナムに移籍。しかしそこでもパッとせずほとんど使ってもらえないまま。
翌年イプスウィッチに一年のレンタルとなって、そこで少しマジメになり、パフォーマンスも戻った様子。
そこから今度はトルコのガラタサライにレンタルですが、これは元バルセロナ監督のライカールトがガラタサライ監督に就任したこともあったみたい。
頑張ってはいますが、まだまだ道のりは険しいです。
代表ではヴェラと同じく、エリクソンにイングランドでプレイしているという理由から重用されたけど、噛み合わないプレイばかりが続いてました。
今は2005年のときのユース代表を髣髴とさせる、生き生きとしたダイナミックなプレイがかなり戻ってきています。
若いので、二度と慢心することなく、これからのメキシコを支えてほしいひとり。