選手紹介:アルベルト・メディーナ

2006年組7人目。

フルネーム

アルベルト・メディーナ・ブリセーニョ(Alberto Medina Briseño)
アトラスからティグレスを経て今はプエブラにいるオマール・ブリセーニョとは従兄弟。




スーツ姿はどこの若き実業家!?って感じですなあ。

背番号

22番
チバスでは10番

あだ名

ヴェナード(シカ、フットワークが軽くて速いからだと思う)

生年月日・生誕地

1983年5月29日(27歳)
シナロア州クリアカン

ポジション

FW/MF
左ラテラルが一番活きるポジションだと思うけど、右で使われることもけっこう多い。
まあ左右中央神出鬼没。

所属クラブ

ドラードスのあるクリアカン生まれなのに、チバス生え抜き。

身長・体重

172cm
63kg

経歴

もう、書くこともないほどずっとチバス。


代表選手としては地味で小粒だけど、スピードと足元の華麗なさばきはやっぱり捨てられないらしい。
体が軽いので、ぶつかられると弱いが、怪我さえしていなければ見事なフェイントをかけて逃げ切るスピードを持ち合わせています。
FWとしては決定力に欠けるのは、メキシコ人として典型的。
でもやっぱりサイド攻撃の起点としてクロスを上げるのはうまい。特に左から。
ただ、左サイドの選手はメキシコでは人材豊富なので、右でもプレイできるメディーナは右で使われることも多いです。
代表に呼ばれたのは2003年、ラボルペ監督のとき。まだぎりぎり19歳だった。
2005年はW杯予選、コンフェデ杯、黄金杯、各種親善試合と、多数の代表戦に参加したにも拘わらず、結局2006年ドイツW杯には選ばれなかったんだっけ。
その意味では2006年組に入れるの、まずかったかなあ。
でもその後、ウーゴにもそこそこ使ってもらっていた。エリクソンはそうでもなし。
そしてアギーレになってからまたけっこうコンスタントに代表参加。やはり運動量の多いメキシコスタイルに合う選手だと思います。


2006年W杯にどうして選ばれなかったのか、ちょっと思い出せないんですが、記憶にないくらいだからそんなにサプライズの落選でもなかったのか。
たぶんパフォーマンスが落ちていたような気がします。
右サイドはグリンゴカストロとマリオ・メンデスがレギュラーっぽくなっていたし、左はラモンとグアルダードがいた。
ただ、右サイドのグリンゴとメンデスは元来DFなので、右ウィングでプレイできる選手は……いなかったのか? あ、キキンかなあ。
何か思い出したら、あとで書きます。


チバスではいつだったか、不品行(繁華街で酔っ払ったとかそういう類の)で一部チームから外されて下部チームに行かされた時期もあり、せっかく才能あるのにそれを無駄遣いしている可能性なきにしもあらず。
今回はようやくW杯の大舞台を踏めるんだから、張り切って規律正しく、いいプレイをしてほしいものです。