グループ分けをしていたとしたら……

 今シーズンはメキシコリーグ、グループ分けを廃止したんですが、14節くらいのとき、どれだけ違いが出てくるんだろう、と思ってチェックしてみたことがありました。結果は、グループ分けしてもしなくても、リギージャ進出チームそんなに変わんねえ、ということで、特に記事にもしなかったんですが(まだ途中だったしね)。


 最終的に結果が出たので、実際にはどうだったんだろう、ともう一度、グループ分けの顔ぶれを見てみたら……。


グループ1
※クルスアスル 29   7
※サントス   27   4
※ハグアレス  26   5
モレリア   26   3
パチューカ  26   3
 ティファナ  18  −2


グループ2
※チバス    30   6
 プーマス   25  −6
 プエブラ   22  −3
 トルーカ   20  −8
 テコス    18  −6
 アメリカ   15  −5


グループ3
※ティグレス  28   7
※ケレタロ   26   3
 サンルイス  24   3
 モンテレイ  24   1
 アトランテ  19  −4
 アトラス   12 −10


 という(※は今回の実際のリギージャ進出チーム)ことに。グループ1がハンパないですねえ。パチューカモレリアは思いっきり今回の変更の恩恵をこうむりました。わりを食ったのがプーマス。
 従来のグループ分け順位で行ったら、リギージャ進出していたのはチバス、クルスアスル、ティグレス、サントス、ハグアレス、までは同じとして、ケレタロもいいとして、プーマスとサンルイスが入ってたのかな。それとも、3位以下はひっくるめて勝ち点で並べて、ということならハグアレスとモレリアが3位以下の枠で入って、パチューカがあぶれた分プーマスが2位で入ってたんですね。


 まあこれまでのグループ分けしていたシーズンでも、総合順位と変わらない顔ぶれになったこともあれば、やっぱりズレが生じた場合もあったんですが、公平という点ではグループ分けないほうが公平ですね。
 その代わり、低順位になったチームには早くから希望が消えてしまうという欠点もあるわけですが。どっちがいいんでしょうねえ。