プエブラ監督にテナ、じゃなくてトレホ

 第7節の試合で、ハグアレスに4−0と大敗してしまったプエブラ。チェリス監督が辞めて、そのあとエドゥアルド・フェンターネス(Eduardo Fentanes)という人が暫定監督を務めていたようです。この人はこれまでチェリス監督と一緒に仕事をしてきた人の様子。
 しかしこの大敗を受けてか、それ以外の要素もあったのか、さらにふたりのスタッフ、Walter Fleita と Oswaldo Scansetti と三人そろって、クラブに辞表を出したとのことです。
 その情報を受けて、チェリス元監督は、クラブにとって大きな損失であると発言しています。こうして、自分と一緒に仕事をしてきたメンバーも次々と消えていくプエブラ、絆が消えていって、自分が戻る可能性も同じく消えていくのだ、という思いもあるでしょうね。


 そして、クラブ側ではそのあいだにも正式な後任監督を検討していたのか、ここにいたってルイス・フェルナンド・テナの名前が挙がっています。クラブのツイッターでも発表があったと出てますので、決定でしょう。
 テナは、その昔ハグアレスでその手腕を見せ付けましたが、それからあと(お金に釣られてアメリカに移籍し、カバーニャスも引っこ抜いたあと)は、記憶に残る成績を見せたことはありません。プエブラで、どれほどの成果をあげられるか、楽しみにしておきます(ちょっと意地悪)。


 ……と書いてたんですが、開けてびっくり、正式に決まったのはテナじゃなくてトレホでした。ホセ・ルイス・トレホ、その昔パチューカを国内リーグで優勝させ、その報奨金が不満だと言って翌日に辞任、ティグレス監督に収まった人ですが、それも半年で馘、そのあとネカクサ、モレリア、テコスなどを転々とし、2008年を最後に姿を消してたんですが。今までどこに潜んでたんかね〜。
 しかも、このことに気づいたのが、ダンナとしゃべってて、ふとあのムカつく監督なんて名前だっけ?と思い出せず、ダンナに訊いたら、「えーと、テナだよ」という。え……? なんか違う気がするけど。「テナってふたりいるんだよ」というダンナに騙されかけましたが、顔は覚えている(私としては珍しいことです)のに、名前が出てこない〜。でもそんなのちょいっと調べればすぐに出てきますわね。そうそう、テナじゃないよ、トレホだよ。どっちもそりゃTで始まるけどさ。
 で、今何してるのかね〜、と検索したら、えええッ! プエブラの監督? テナじゃなかったの? という次第。


 ちなみに、チェリス前監督も、本名はホセ・ルイス・サンチェス・ソラー。今度の監督はホセ・ルイス・トレホ。まあホセ・ルイスってメキシコでは多い名前ですけどね、歌手だか俳優だかの影響で?