メキシコ代表選手の移籍とか
ぼちぼちニュースが出揃ってきているので、まとめます。
パブロ・バレラはイングランドのウェストハムに決定
これは本当に決定していると思います。450万ユーロで3年契約のレンタルかな? 一年の延長オプションつきのようです。
バレラは今回のW杯でも一番活躍した若手と言っていいだろうから、まあ妥当なところですかね。本人はもうちょっといいところに行きたかったようですが、まずはウェストハムで頑張って結果を出して、それによってさらにビッグクラブへの飛躍を目指すと言っています。まだまだ若いので、頑張ってください。
エフライン・フアレスはセルティックと噂が
つい昨日ですが、エフラインはセルティックに決まったと噂が流れました。バレラと同じ450万ユーロで、プーマスはうはうは、と思われたようですが、さっきのツイッターで流れた情報では、まだ決まってないとか。どっちやねん。
エフライン自身も、自分のツイッターでいきなり「:)」の顔文字だけのツイート。移籍が決まってにんまり、なのかと思ったら、その後なしのつぶてで、あげくにセルティックはガセとよそからツイートが流れました。
いずれにしてもまだ確実に決定ではないようです。エフライン、すでに一度欧州に行ってメキシコに戻ってきているだけに、今回は持ち前のガッツで粘ってほしいですね。
クアウテモックはイラプアトと噂が流れたけど
これまたガセだったみたいで……。
そもそもはシカゴとは契約終わって、オフシーズンに助っ人に行ってたベラクルス所属の肩書きでW杯にも出ていたわけですが。そのベラクルスがクアウを来シーズンの自分とこに仮登録したという話も見た気がするんですが。
そのあと、ベラクルスじゃなくてイラプアト、というびっくりニュースが流れ、しかし先ほどクアウ自身がツイッターで、まだ代理人がいろいろ検討中で何も決まっていないと。イラプアトの会長も、クアウ獲得のニュースを否定したようです。
いずれにしてもまたメキシコでプレイしてくれそうなクアウですが、二部リーグなのかなあ。歳だしねえ。
ラファもまだはっきりしないけど、MLSの噂も
バルセロナから放り出されそうなラファ・マルケスですが、バルセロナは誰だったっけか、ラファとポジションがかぶっているらしい選手を放出したので、ラファは残るんじゃないかという噂も先週あたり流れてました。
が、今の時点ではとにかくバルセロナはラファに700万ユーロ払ってくれる人なら誰でもいいから売るよ、と言ってるようです。この数字が出る前には、MLSのニューヨーク・レッドブルが獲得を目指しているという噂もありました。バルセロナ仲間のアンリもMLSに決まったんでしたっけね?
サルシードはW杯で高評価、でも行き先未定
いまいちだったメキシコ代表の中では一番安定して高評価だったサルシードですが、PSVの契約がまだ2年残っていて移籍金が高くなるのがネックなのか、まだ決まらないようです。
先週あたりだったかは、トルコのブルサスポルというところがサルシード獲得に乗り出しているというニュースがあり、トルコに失礼ながら、もうちょっといいとこあるだろ〜? と思ったのは私だけではなかったようです。
が、今のところオランダ語のツイートなどでは、おサルは来シーズンもPSVと囁かれています。
オソリオはモンテレイに、スアソも戻ってきます
シュトゥットガルトで不遇をかこち、このW杯で最後の最後に大チョンボをしてしまって行き先が不安だったろうオソリオですが、あんな大チョンボをやらかす以外のオソリオのいいところをちゃんとわかっている人はメキシコにはたくさんいますよね。
というわけで、モンテレイががっちりとオソリオを獲得しました。これでモンテレイの守備は鉄壁、とGKオロスコも喜んでいるらしいです。
ついでですが、モンテレイはスペインのサラゴサに貸し出していたチリ代表のスアソも、サラゴサが高いレンタル料を払いきれないとのことで、返してもらうことになりました。スアソにとってはあまり嬉しくないことのようですが(メキシコ到着の空港でジャーナリストに囲まれてもほとんど返事せず、無表情だったとか)、まあそう腐らず、またいいとこバンバン見せてほしいものです。
GKコネホも行き先は何とかありそうな感じ
W杯でトップキーパーを勤めたというのに、行き先が決まってなかったコネホ・ペレスですが、コネホのパスを握っているクルスアスルによると、今のところ二つのクラブが名乗りをあげているとか。少し前にはアトラスと具体的な名前が挙がっていましたが、はっきりしたことはわかっていません。
アスルの会長は、もしメキシコのどことも話がまとまらなくてもMLSにいけるよ〜、と言ってるようです。もう、MLSってホントにサッカー養老院になってますよね……。
GKオチョアはミランに行くはずだったらしい
W杯始まる前は確実なトップキーパーと思われていたオチョアですが、コネホにまさかのその座を奪われて、ミランが大会前は獲得に名乗りをあげていたのに、やっぱりや〜めた、ということになったらしいです。
うーん、オチョア、悔しいだろうなあ、でもそれも運命と実力で仕方ないと割り切って、まだ若いのだから、今後に向けて精進してください。ミランに行ってもベンチ温めるだけだったりして、行かなくてよかったかも、ってことも考えられるしね。
グアルダードはアギーレとの確執を否定
これは移籍とは違いますが。W杯後初めてグアルダードが公式に発言し、アギーレと問題を起こしたことは一度もないと否定しています。アギーレのプランに馴染めなかった可能性はある、しかしそれは監督の決定であって、自分はそれを尊重すると。
その一方で、三年間欧州でコンスタントにプレイし続けて、それでもW杯では使ってもらえなかったことの意味について考えさせられた、とも言っています。
でも大人ですね、どんなときもチームを支援すること、自分を常に100%の状態にしておき、いつでも使ってもらえるよう準備しておくことをアギーレから学び、またそのようにした、と言ってます。だから何も疚しいことも、後悔することもない、と。
いい選手であることはみんな知ってるので、これからもどんどんいいプレイをして、また4年後に活躍してほしいもんです。