選手紹介:カルロス・サルシード

2006年組その2はこの人です。
管理人が個人的に一番お気に入りの選手なので(※注)、長くならないよう頑張ります。

(※注:間違ってもイケメンではありません。誤解のなきようお願いします)

フルネーム

カルロス・アルノルド・サルシード・フローレス(Carlos Arnoldo Salcido Flores)
日本ではサルシドの表記が一般的なようですが、それだとアクセントの位置が前に来て、本当におサルになるので、個人的にはサルシードを普及させたいところです。




チャームポイントは福耳? 頭の右の小さいハゲが気になります。

背番号

3番
チバスでは5番、オランダPSVに行って最初の年は23番、今は3番

あだ名

サルシードという名字はメキシコサッカーでは珍しいので、特になし。
管理人は個人的に(愛を込めて)おサルと呼んでますが。

生年月日(年齢)、生誕地

1980年4月2日(30歳)
ハリスコ州オコトラン(ジョニー・マガヨンと同郷)

ポジション

センターバック、左サイドバックもこなす。
頼まれれば右もやるけど、あんまり得意ではない。
うんと初期にはMFだったそうで、たまにどんどん上がってシュート打っちゃう。
2006年前後は、相手にまったく触れずにボールを奪ったり、カードの多いメキシコでもめったにもらわないくらいファウルのない選手でした。
オランダに行ってから、そうも言ってられなくなったのか、近年けっこうきついファウルも増えているのが心配。
その代わり(?)ポテンシャルがついてきて、代表でもFKを任されれたりするようになってきた。
背が低く、スピードもそんなにないのを、ポジショニングと先読みでカバーするタイプ。

所属クラブ

オランダのPSVアイントホーフェン(2006年から)
その前はずっとチバス・グアダラハラ

身長・体重

175cm説と176cm説あり
72kg

経歴

えーと、詳しくはこちら
……だけではあんまりなので、というか、私が書きたいだけですか?
もうちょっと。


上にも書いたように、2005年2006年、ラボルペにメキシコ代表選手として見出されたころはチバスで大活躍。
相手選手が何が起こったかわからずぽか〜んとするくらい鮮やかにボールを奪い去り、クリアするときでもCKを与えることはめったになかった。
当時はマサが先に書いたような危なっかしい選手だったので、よけいに対照的だったかも。
チバスGKのオスワルド・サンチェスともいいコンビだったなあ。
2006年ドイツW杯では、客観的に見るとオソリオのほうがわずかに優ったプレイをしてましたが、サルシードも当然認められて欧州移籍。
ロナルド・クーマン監督のもとでラテンアメリカ人も多いPSVにて、二年連続優勝。
しかしその後クーマンがクラブに不満があったり、ヴァレンシアに引き抜かれたりして、その後やってきた監督は外国人選手と折り合い悪かったらしく、サルシードも不遇の時を過ごすことに。
よそへ移籍したいと言い続けてはいるんですが、クラブのほうから熱心に引き止められたり、契約が2012年までだったかな?で、よそには違約金高すぎたり。
合わない監督は結局辞めてくれて、今の監督とはそれなりにうまくやっているようだけど、PSVにはすでに4年。
そろそろ違うところでプレイしてもいいよなあ、という時期なので、このW杯、活躍していいとこ見せてほしいですね。
最近マサがすごくよくて、マサは背の高さもあるので、こっちのほうがいいとこへ先に行きそうで、それはそれで祝福するけど、おサルが気分的に焦ったり落ち込んだりしないかと心配です。


とにかくこの大会で全力尽くしてくれることを期待してます。
本人もちらっと言ってたけど、これが最後のW杯になる可能性も高いですし。