パチューカがテコス買収、複数クラブ所有について

テコス(エストゥディアンテス)はパチューカに身売りしたそうです。テコス、ここ数年だいぶんドタバタしてたからなあ。いろいろと起死回生を図っていたけど、ダメだったのか。パチューカグループでは、うまく行くといいですね。 8.46.31



ところでメキシコではごく普通のことである複数クラブの所有ですが、FIFAでは禁止? 国内のことなんだから内政干渉するなよ、とも思いますが、サッカー協会はパチューカのテコス買収を受けて、複数クラブ所有に関して近く調査すると言っているようです。どうなるのかな。
記事によると、パチューカの30%株主のカルロス・スリム(世界一の富豪?)はこれで一部リーグパチューカとレオン、二部にテコスを所有。テレビサは以前からアメリカとネカクサ、TVアステカはモレリアとハグアレスのオーナー。スリムの婿アルトゥーロ・エリアス・アヤブは過去にプーマス会長。プエブラのヘスス・ロペス・チャルゴイはサンルイスの新オーナー、カルロス・ロペス・チャルゴイと兄弟。などなど。


これを特定企業や人物の独占・癒着と見るかどうかは、難しいところ。メキシコは格差がでかいので、金持ちはすごい金持ちだし、サッカーにお金をつぎ込めばこうなるのは自然の流れ
また、クラブがユース育成に力を入れてチームを育てていけば、下部リーグから昇格してきて、一緒のリーグになることも自然なことじゃないのかな。選手だけ動かせばいい、というのとは違うような。
どうなるのかは知らないけど、メキシコの良さをつぶさないようお願いしたいです。